982人が本棚に入れています
本棚に追加
「頑張るねぇ。早也夏からだよ。告ったの」
ちょっと恥ずかしそうに早也夏が言う。
「びっくりされた?」
「当たり前。最初は向こうも渋ったけど、絶対私の事、好きになるよって言った。図々しかったかな」
「そんなことない。やっぱそうだよね」
早也夏の言葉に、弥生は俄然自信がわいてきた。
「近いうちに、またみんなで出掛ける機会があったらその時こそ、言ってやるわ」
「やる気だね。じゃ早めに行こうね。私、彼氏と日程相談しておくわ」
「やったぁ。ありがとう」
事はトントン拍子に進んでいった。
弥生のテンションはどんどんと上がって行った。
恋に向かって一直線だ。
最初のコメントを投稿しよう!