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旅にでてからすでに一ヶ月。まだなにも見つからない。 オレは少し迷っていた。このまま続けるか、それともやめるか。そんな時、オレは一人の男性に出会った。 猪田「おはようございます。」 男性「おはよう。」 猪田「何してるんですか?」 男性「ゴミひろいだよ。気分が悪いからね (笑)こうして、ゴミを拾って、すこしでも綺麗になると気持ちがいいんだ。」 猪田「だれも、褒めてくれないのにですか?」 男性「褒めてもらう?そんなことはどうでもいいんだ。この小さな積み重ねが何年後には大きなものになる。小さなこともできないのに、大きな事をやろうとしたって無理だ。」 男性の言葉は今の自分に深く突き刺さった。 旅をしてようやくなにか得たような気がした。 本気でかわろうと思った。
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