序章【~出会い~】

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龍義(兄): 「うちの監督もあいつのことは狙ってたみたいだし。 名前は…なんて言ったっけな。 そいつがどうかしたのか?」 皇志: 「ぃゃ、とくに意味はないんだけど、さっき歩と帰りながら話してて、あの人どこの高校いったのかと思ってさ。」 龍義(兄): 「ああ。そういうことか。 どうせすぐにわかるさ。 あいつならどんな強豪校にいっても即レギュラーまちがいなしだからな。」 皇志: 「そうだね♪ 中学MVPだもんね。」 龍義(兄): ( ニッ ) 「そういうお前も、その全中MVPを相手に2三振奪ってたじゃねぇか。 打率7割を越えるあいつから2三振はたいしたもんだと思うがな。」 皇志: 「最後にサヨナラヒット打たれてたら意味ないよ。」 龍義(兄): 「それもそうだな。」 皇志: 「誉めてくれてたんじゃないのかよ!!!!」 他愛もない話は終わった。 .
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