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椅子に座りながら俺は聞いた 「これ…お前が?」 剱「俺しかいねーだろ」ニコッ ここで初めて目が合った しかし気にする様子もなく、いただきまーすっと食べ始めた… 「いただきます…」 そう言って俺も食べ始めた…… 「ん、うまい」 剱「だろ? っていうか、あんた誰なんだ?」 俺は正直驚いた… 俺の事知らずに家に上げたのか? 「俺の事……知らないのか?」 剱「は?知らねーから‥ 名前は?」 「……神崎正一」 俺は静かにそう答えた… 剱「ふーん…」 しかし、そいつは全く気付く様子もなく食事の後片付けをし始めた 俺のことを知らないやつがいるなんて……
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