夢壊花

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とある暗い路地で二人の男性がなにやら怪しげな会話をしていた 「おいなんだと思うこれ?」 男はそう言うとニヤニヤしながら透明の袋に入っている緑色の粉を見せびらかす 「なんすかこれ?もしかして新しいシャブっすか?」 「ちげーよ夢壊花の粉だよ」 「ええっ!まじっすか!あの夢壊花っすか!」 「バカッ!…声がでけーよ」 「すいません…でどうやって手に入れたんですか?」 「じいさんに貰ったんだよ」 そう言いながら男は粉を袋から出しポケットからライターを取り出した 「…怪しくないっすかそれ?」 「まぁいいから試してみようぜ」 男は身を屈め粉に火をゆっくりと近付けた
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