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「もぉー!なんで断っちゃったの?勿体ない!」
「あーだって、なぁ?」
なぁ?ってなんよ…。
お袋の問いに路利は珍しくイカの皮並に歯切れ悪く言葉を濁しつつ、こっちをちらちら見てくる。
わぁー気持ち悪い。
「んだよーハッキリしろよー気持ち悪いぃーイダッ!」
気持ち悪いと言った途端路利の爪先が俺の無防備な臑へ突き刺さった!
これはリアルに痛い!
臑の痛みに唸っている俺に一瞥をくれた路利は今度は言葉で追い打ちをかけてきた。
狙いは精神的にデリケートな部分で、言い方路利らしく傷口にハバネロ捩込む感じだった…!
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