はたして鳶は鷹を生んだのか

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路利の電撃謝罪会見に涙と鼻水が止まった俺は、風呂に入るべく一階に向かった。 「――…る預か…な…で…!」 廊下を通り過ぎようとしたら、リビングからお袋の声が途切れ途切れに聞こえた。 …扉が閉まっているのに聞こえるのだから、結構な大声の筈だ。 しかし、肝心の内容はサッパリ聞き取れない。 此処は自前の野次馬本能発揮しちゃう!? それとも見てみぬふり!? どうする俺!!続きはwebで!! 無駄な自問自答中、最初から扉を極力音を立てないように開けている俺に座布団1枚。 それじゃぁ一丁盗み聞きますかねッ!!
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