"死"

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クルースニクは、白い羊膜を纏って生まれた、「吸血鬼を殺すことが出来る存在」 俺の天敵…そういうことだ。 「やるのか?」 「おとなしく死んでくれれば楽なんですが」 「答えは分かるだろ」 キィン、という金属音。 ルートはどこからか細剣を取り出して俺に向けていた。 長すぎる爪が割れているのを見て、俺は思わず笑ってしまった。 .
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