月光狂想曲

"死"

「終わりですか？」
「まさか。ただの腕慣らしさ」

次の飾りの剣を手に取る。
耐久度の違いが有ろうが、腕で何とかなるものだ。

この剣は使えるだろうか？
確認しているところに、ルートが銀の髪をなびかせ襲い掛かってくる。

大剣を勢い良く振り上げ、それを見上げる頃にはすでに振り下ろすモーションに入っていた。

にやり、男が笑う。

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