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二人はなんとか、中に入ることができた。
身を屈めながら、部屋から廊下に出る。
ク「問題はここからだよ・・・。どうやって、上の階まで上がるか。」
ザ「セフィロスの病室って、何階だっけ?」
ク「4階だよ・・・。そのくらい覚えといてよ。」
ザ「ごめん!!ごめん!!」
コツコツ
ク「ヤバい!!誰か来た!!ザックス、走るよ!!」
ザ「えっ、ちょっっ!!」
タッタッタッ
二人は誰かが歩いて来るのと反対側の廊下へ走った。
ク「ふぅ・・・。なんとか大丈夫だったか。ザックス!!ここから階段を使って上に・・・って」
・・・・・・・・・・
ク「ザックス・・・?」
二人は見事にはぐれた。
ザックスは、クラウドの後に続いて走ったが、途中で焦って別の廊下に出てしまったのだ。
ザ「クックラウド・・・?」
ザックスの額からは、大量の汗が滴る。
ザ「俺・・・もしかして・・・一人になっちゃった!?」
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