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「ついたぞ」
「うー😞」
2人は初めて出会ったその禁断の聖域に到着した。
いつもなら手厚い兵士達が仁王立ちして封鎖してるが先客のおかげでいなかった。
その先客とは…
「やあ。奈也とあと…」
「挨拶しろ。」
奈也に即され遅れて挨拶するネイマー。
「おはようございます…ネイマーです。えーと…」
初めてネイマーは奈也以外の人に出会い戸惑っていた。
「この国取り仕切る若き王様のリウト様だ。失礼のないようにしろよ」
「わかった…」
王様リウトは早くに行方知らずになった先代の王の第1王子で父でもあるリウベルを探しながら自分でたまに王室から抜け出して調査している。
今回なぜわざわざ政治で忙しいであろうこの方がいるのか。
「ってか奈也。もっと小さく…3歳児ぐらいでなかったか?」
「いえ。たった1ヶ月じゃたかがしれてます。」
「コイツ俺を時間のない狭間に押し込みやがったんだぞ!超スパルタだった!言葉とかは奈也に教えてもらったけどそれいがい教育ロボのパルタに手取り足取りだったけどな!」
コイツ呼ばわりされ睨む奈也にビクつきながらネイマー。
「だがこの成長ぶりはおかしいだろ」
「そんなことありません。タイムカプセルん中につっこみましたよ。現世では1ヶ月でしたかネイマーが体験した時間は八年といったところでしょうか。」
「あいかわらずすごいな。お前の錬金魔術は。」
「いえいえ。滅相もありません」
「では本題に入ろうか。奈也よ。」
「はい…」
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