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「何か異変は?」
「ここにつれてきても力が増幅して手がおえないってわけじゃないので問題はないかと思います。この禁断の聖域の魔力のせいかと思ったんですが逆の聖力のタイムカプセルに突っ込んだところ別段変なことは起きませんでした。」
「そうか…だが見せてもらったレポートにはネイマーは最初実体がないときいたが?」
「はい。禁断の聖域にたまった毒素の塊みたいな…なんていうか風が暴れて木枯らしができるみたいなかんじで真空波みたいのがおきてみながそれに手をやいたってかんじです。」
「そんな自分が暴れた記憶ないんだけどなー。」
「というと?」
「気がついたら目の前に奈也がいてそのとき初めて奈也がななりっていう名前を知った。言葉があるのを知りました。
それまではホント過去とか自分のことわかんないです。」
「そうか…」
「でも身体能力は高いです。王が私にパートナーにしろといいましたよね。なんとか時間稼ぎになるくらいには成長したと思います。そこで学園の話ですが…」
「わかっておる。例え時間は異空間で過ごしたといえど経験不足。入学手続きはトップクラスの待遇AAAクラスに編入させよう。」
「ありがたき幸せ。で話は変わりますが報酬の方は」
「抜け目がないな。最新実験道具を手配しよう。」
「さ、行くぞ」
「もう行くの?」
「明日から魔科学学園にいかねばならぬからな。」
「魔科学学園⁉」
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