始まりの歌

5/27
前へ
/62ページ
次へ
魔科学学園。 奈也の住んでいる大陸ゼフィーリアの一番の学園都市ル・ナルカにある最大規模の学園。 学園都市というだけあって学術を習うにはなんでもそろっている都市。 寮も完備されててほかの都市または大陸からきてもまだ定員オーバーにならない。 まあ、それにはわけがあるのだが。 その魔科学学園に入学が決まったネイマー。 もともと奈也はここの最高級の寮に住んでいる(かってに改造した)のだがネイマーも個人の寮の手続きも終わっており住むのには最低限なものはそろっている。 なのだが。 「やだっ!」 「なぜだ。」 「だって。だってー…」 寮に着き部屋案内をしてひと通り説明をし終わったところでだだをこねる。 「独りはやだよ…」 「ならパルタを」 「それもやだっ!」 「あのなぁ…手を焼かせるな。ここなら誰にも邪魔されないしご飯は食べたいときこのカードで食えるぞ?」 「だって…」
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加