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「はぁー…まじダルッ。」
数人の悪そうな男が
廃工場の前にいる。
「てかさー東高のやつら
今度、ボコる??」
「おぉいいねー!!」
物騒な事を話している時、
廃工場に2つの影が現れる。
「あ、総長、悠(ユウ)さん、
こんにちわっ!!」
一気に男達が頭を下げる。
たくさんのピアスの穴。
色の入った髪。
2人の少し違う点は、悠と
呼ばれた方は遊び人の
ような雰囲気でだらけた
姿勢だ。
総長の方は硬派な雰囲気。
しかし明らかな不良だ。
悠「総長は総長って
呼ばれんの嫌いなんだ
よねー??ね、総長。」
わざと『総長』と連呼
する悠。
ドスッ
総長は悠の足に軽く
蹴りをいれる。
「うわあぁ…すいません!!
恭平さん。」
恭「……別に。」
総長こと、恭平は男達に
目線だけやり、そのまま
歩いていった。
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