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1番､奥にある椅子に
ドカッと座る恭平｡
悠が片足をわざとらしく
引きずりながら椅子に
座る｡
悠｢まじイテー!!｣
恭｢…お前が悪い｡｣
フンッと鼻を鳴らす｡
悠｢お前なー……｣
悠が何か言おうとした時､
チャラチャラチャーン♪
恭｢…電話だ｡
おい､悠､黙れ…｡｣
うざー､などと言いながら
静かになる悠｡
他の男達も静かになる｡
ピッ
恭｢もしもし…｡｣
恭平の声だけが響く｡
電話に耳を傾ける恭平の
顔が他の人には
分からないくらいだが
少し嬉しそうになる｡
それに気付いたのは
おそらく悠だけだ｡
悠(あの子かな…｡)
悠は面白そうに笑う｡
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