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奈津ちゃんに潤の事を
聞くタイミングを逃し、
美鈴と奈津ちゃん。
俺と潤で歩いている。
潤との会話がない…。
潤「そーいえば恭平さん。
この間の喧嘩。
かっこよかったです。」
恭「え…あー…
そりゃぁどうも…。」
真っ正面から言われると
なんか照れるな。
それを隠すように少し
笑った俺を潤は見た後
顔を背けた。
……??
そんな潤の様子を美鈴と
話しながらジッと
奈津は見ていた。
奈「なるほどねー…。」
美「え??」
奈(なーんか…私、
分かっちゃった。
それで美鈴に近付いた、
ってわけね……。)
しばらくすると潤はまた
顔をこちらに戻し、
すいません、と謝った。
それから他愛もない話を
して、学校についた。
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