835人が本棚に入れています
本棚に追加
/564ページ
仰向けに転がり、低い天井を見つめる。
『アンタとはずっと友達。』
頭の中でリフレインされる、あの日の言葉。
・・・あんなこと宣言しちゃって、これからどうするつもりだよ、私。
本当に、最後まで、
その言葉に責任持てんの?
・・・あんま自信ないかもな。
でも、
なるべく精一杯、約束は守るつもりだ。
だって、私は、相馬じゃない。
絶対にアイツみたいに、アンタを見捨てたりしない。
アイツみたいに、無責任にアンタを突き放さない。
相馬がいなくなって空いた心の穴は、
私が代わりに埋めてやるんだ。
最初のコメントを投稿しよう!