『罪悪感』

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タクマの身体は若くて、たくましく締まっている。 色白なのも私好み。 ただ、体毛が全身薄いせいか、髭がほとんど生えていない。 いつ見てもスベスベな顎(あご)は少し残念! 私は無精髭が好きだから。 お決まりの運動の後、 腕に抱かれ、胸に顔を預け、スベスベで残念な顎(あご)を見上げていたら、 視線に気付いたタクマと目が合い、おでこにキスをされた。 触れるか触れないか位の唇が、おでこにくすぐったい。 「この年上キラーめっ」 その後、一段と強く抱きしめられ、笑い合う。 甘い一時。 だけど、私の心はここには無い。
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