嫉妬

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突然だった…     頭の中に デカイ声が響き渡る        『オマエナマイキ ネコ ノ クセニ ジャマ スルナ』          え!!? おぃおぃ………マジかよっ!! 女の喉の辺りから 顔が出てるじゃねぇかっ!!     とりあえず 弱いとは言え力を使っているから これ以上何も出来ないだろうが           俺も 何にも出来ねえっ!            『ワタシノ タイセツナ アノヒトハ ワタシガ マモルノ』       『何 言ってやがるっ!!祟ったのは テメェの方だろ!!』       『イモウト ニハ ワタサナイ イモウト ナンテ シネバ イイノニ……』             待て 待て 待て どう言う事った?? お前 姉だよな………?? じゃぁ 下に……ミケが 押さえてる女が 祟ったんじゃなくて…… お前 自分の 男を 取られたくなくて………            『まさか…… 地縛霊やら浮遊霊 なんかと 契約しちゃいないよな………』            下手に契約されてちゃぁ三日月の力ぐらいじゃ 歯が立たない                マズイぞ マズイ!マズイ!              
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