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やがて目に三枚見える2や8などから
『1や9は通るのでは?』
と、思うようになり押せる牌が増えた。
更にたくさんの経験から他人の捨て牌から
「この辺りは持ってるのではないか?」
と仮定して、押せる牌と危険牌が若干わかるようになった。
正直、ある程度のレベルの面子ならば打ち込まない自信はあるし、裏を返せば得点状況次第で好きな時に差込にもいけた。
しかし、そこから先の打ち手は
「いかに相手を騙せるか」
と言わんばかりの待ちをするようになり、中途半端に読めるからこそ放銃が増えてしまった。
この時の自分がまさにこの壁に頭を抱えていた。
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