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「良かったら、何か記念にお揃いのキーホルダーでも買いませんか。」
宮脇さんは寂しそうな表情で言った。
「えっ。はい。嬉しいです。」
私は答えた。
宮脇さんはボールペン売り場からキーホルダー売り場に向かった。
「どれがいいですか。」
宮脇さんはキーホルダーをみて言った。
「う~ん…。」
私もキーホルダーをみた。
その辺で売っているような物もあるし、遊園地の名前やキャラクターが入っている物もある。
せっかくだから、やはり特別なお揃いにしたい。
「じゃあこれにしませんか。」
私はキーホルダーを指差して言った。
「いいですね。遊園地らしい。」
宮脇さんは言った。
私は観覧車のキーホルダーを二個手にとった。
ステンドグラス様に作られた綺麗なキーホルダー。
「あ、ボールペン忘れてました。」
宮脇さんは言った。
「あまり派手なのは仕事中使えませんよね。スーツの男性がキャラクターや花柄を使ってたら笑えます。」
私は少し笑って言った。
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