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ウウウ-
真夏の甲子園球場に
鳴り響く試合終了の
サイレンのなか
俺たちは涙を流しながら
校歌を歌う。
そしてアルプスへと
走った。
嬉しくて嬉しくて
涙が止まらなかった。
「ありがとうございました!」
キャプテンの佐伯先輩の
後に続きあいさつ。
この言葉に全てを込めて。
ありがとう
って言葉の重さを知る。
仲間と抱き合い泣いた。
坊主頭をめちゃくちゃに
撫であった。
そしてこの夏の甲子園。
先輩たちの最後の夏を
日本一とゆう形で
終れたこと...
俺にとってそれが
一番嬉しかった。
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