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~~土座衛の門~~~
コンビと勝也の三人は崖下に誰か倒れているのを発見し、見にいくことにした。
勝也は本気で心配している。
コンビは半分興味本意だ。
「ダイジョーブですかぁ~!?」
勝也は呼び掛けた。
倒れている男はゆっくりと起き上がった。生きている。
「なんだ、死体じゃないじゃん。」
悟は甲斐だけに聞こえるよぅにボソっと嘆いた。
近づいていくと、その男の全貌が見えてきた。
「あれ?あれ仲井艦長じゃね?」
甲斐はパンフレットに載っていた仲井艦長の顔を覚えていた。
「あ~なんか船長っぽい服」
と悟はぼやいた。
「お~い!!ダイジョーブですかぁ~~無事だったんですねぇ~~」
甲斐は勝也に負けんとばかり、遠くから声をかけた。
「甲斐君、知り合いなのかい?」
「はい!俺らが乗った船の船長です。よかった、船を乗っとた奴にやられてなかったんだ。」
「そぅか!そりゃぁよかったな!」
「おーい!!」
甲斐は再び手を降った。仲井は甲斐たちのほうを見た。
そして銃を構えた。
「え?」三人がポカンとした、その直後、
『パラララララ!!!!!』
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