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一輝はコーヒーを口に含みまた樹里に目を向けた
さっきまでグラスいっぱいにあったパフェは殆んどなくなっていた
「早っ! いつの間に食ったんだよ……」
「ん? 貴方が考え込んでる間!」
「さっきから気になってるんだけどアナタって呼ぶの止めてくれ……」
「う~ん……じゃあ一輝!」
「いきなり呼びつけ? 普通有り得ないよな……」
「冗談だよ! それより、どうするか決めた?」
「悪いけど少し考えさせてくんない……」
「いいよ! 考えるって事は可能性がないわけじゃないんだね! じゃあ決まったらここに連絡ちょうだい」
そう言ってテーブルの上に置いてあった紙ナプキンに樹里は携帯の番号を書いてパフェ代と一緒にして一輝へ手渡した
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