…現在…

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樹里がアメリカに渡り一輝は1人家に帰ってきた そしてリビングのデーブルの上に手紙が置いてあるのを発見した 『カズくんへ 私たちは出逢う運命だったのかも知れないって思うんだ! もしかしたらお姉ちゃんが私たちを引き合わせたのかも……一緒に生活していくうちにお姉ちゃんがカズくんを好きになった理由が分かったきがした! 私もお姉ちゃんと同じようにカズくんを好きになってた……だから一緒に居ちゃいけないって感じたんだ……カズくんはこれから先幸せにならなきゃダメだからね! とりあえず私が居なくなって家賃が大変だと思うので少しカズくんの口座に振り込んでおきました! じゃあ今までアリガト…… 樹里より』 一輝は手紙を読み涙が出てきた……一輝も樹里を好きになっていた 樹里が傍に居る事が当たり前になってしまっていた 「姉妹似てるなぁ……同じ事書いてるよ……俺だけ幸せになっても仕方がないだろ」 一輝は少し笑ったが涙は止まらなかった
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