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ロビーにはサングラスをかけた受付嬢がいた。素顔はかなり美人と思われる彼女に、招待状を渡すと、黒いスーツの男がやってきた。
男もサングラスをしている。
その男に案内されエレベーターに乗った。男は二十八階を押す。
僕は思い切って、男に『共通点クラブ』の事を聞いてみた。
「そのまま、名前の通りだよ。他人同士の七人が集められ、一つの共通点を探し出す。
制限時間は五時間。共通点を見つけられたら一人賞金三百万円、もしくは知りたい情報が一つもらえるのさ」
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