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ここは天神町、古の京の都と同じ地形をしている町
そして天神町にある一人の少年がやってきた。
歳はまだ若く顔立ちもまだ幼い、大きめのリュックを背負って手書きの地図を見ながら町をさ迷っていた
「え~、と確かこの辺りのはずなんだけど(やや焦り気味」少年は困ったように頭を掻いた。
「ここかな?」とあるアパートの前に立ちインターホンを押した。
ドタバタと大きな物音と共に「は~い」と少年と言うか青年のような人がアパートから出てきた
「あの・・・太刀花アパートはここですか?」少年はやや恥ずかしながら尋ねた。
すると青年は「はい、ここは太刀花アパートですよ」と笑顔で答えた
少年は青年の笑顔に少々驚きながらも「ここの管理人の太刀花ソウタロウはいますか?」と青年に言う
「おじいちゃんは今出かけてるので僕でよければお聞きしますよ」と意外な返答に少年はまた驚いた「おじいちゃんって事はあなたは・・・」と少年は青年に恐る恐る尋ねると
「はい、このアパートの管理人の孫の太刀花リクです」青年は再び笑顔で答えた。
少年は「ぼ、僕、大和カイと申します!こ、これからお、お世話になります!」と赤くなりながら青年に言った・・・
この出会いが新たな大戦の火蓋を切った
第一章始動
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