④逆切れ

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④逆切れ

時がすぎ いつものように毎日過ごしていた俺だが 小学五年生になった俺は 平日は崎田の友達と遊び、毎週土曜は、夜 今町という所の母の母(今町のばぁちゃん)の所に泊まり今町の友達と遊ぶといった繰り返しの人生をおくっていた。 正直、 崎田の友達は仲間外れにならないよう みんなと同じ行動をして 気を使って遊んでいた部分もあり 幼稚園時代から遊んでいた 今町の友達と遊ぶ方が 本当に楽しかった。とある 土曜日の夕方 崎田の友達と遊んでいると 自転車が動かなくなってしまった。 動かない自転車を俺は また月曜日に友達から仲間外れにされると思い 崎田のばぁちゃんに 自転車なおしておくように 頼んだ。 自転車を見た崎田のばぁちゃんは 「あー、チェーンが切れてるからもう駄目やねー」 と言われ、焦った俺は、 仲間外れにされるから絶対月曜日までに なおしておくよう 逆キレ状態で 頼み 自転車をほうり投げ今町に行った。
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