⑤ばいばい (最終章)

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⑤ばいばい (最終章)

土曜日の夜 今町のばぁちゃんの所で 夕方の事を思い出し 月曜日に崎田のばぁちゃんに謝ろうと思い 寝た。 その日の夢で見た光景は 夕方の逆切れの場面だった。 逆切れした俺は 自転車を投げ今町に向かおうとした所で 我に戻り 崎田のばぁちゃんに 「ごめんなさい」 と 言った。 すると 周りが真っ白になり 崎田のばぁちゃんが言った。 「謝らんでもいいよ。ばぁちゃんは、けんちゃんの事なんでも知ってるからなんでもわかるよ。」 そう言われて俺は 「ありがとう。俺もばぁちゃん大好きやから」 すると ばぁちゃんは 少し淋しそうな顔をして 「けんちゃん。今町から帰ったらばぁちゃんの家遊びに来て!」 そういわれたので俺はうなずき、ばぁちゃんに ばいばいした。 ふと きづくと 今町の布団で寝てる事に気付き、 夢だと わかった。
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