第二章:キミノウタゴエ

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上手い。 ただ単純に上手いとかじゃないけど・・・。 彼女の歌声には独特な力があった。 それはまるで俺の渇いた心に染み渡ってくるような・・・水・・・そんな歌声だった。 ずっと心にあったモヤモヤがすっと・・・溶けていく。 暖かい気持ち。 そして、爽やかな気持ち。 ほんのちょっとの切なさ・・・。 彼女の歌声に俺は自分が吸い込まれていくのを感じた。
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