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「どうしたの、あんたも帰れば・・・?」
ギターをケースにしまいきるとあいりは俺に言い放った。
「・・・上手いな・・・歌」
俺は思わず口にした。
率直な気持ちを。
「・・・ありがと」
思わぬ俺の一言に、あいりはそっけない態度ながら照れていた。
やべ・・・マジで可愛いかも。
「・・・じゃ、私帰るから」
そう言うとギターのケースを抱えて立ち上がる。
「・・・待って」
思わず俺は彼女を引き留めた。
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