第二章:キミノウタゴエ
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「じゃあね、弥サン」 「・・・弥でいいよ」 「じゃ、さよなら弥」 あいりはそう言って行ってしまった。 多少口が悪いが、綺麗な歌声を持つ少女・・・あいり。 どこか掴みどころがなくて・・・今まで会ってきた女とはどこか違って・・・。 なんだろ・・・この気持ちは。
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