第一章:サクラチル

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その日は忙しかった。 授業の時間割りを決め、ゼミに顔を出して、飲み会にいって・・・。 俺たちの入ったゼミは『源氏物語』を読みといていくという、将来何も役に立たないものだが、ゼミの雰囲気はよかった。 女子五人、男子は俺らいれて四人の少人数だが、そのぶんアットホームであり、飲み会もそれなりに盛り上がった。
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