カーネーション☆

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心配すんなっていうのが無理。可愛すぎるお前が悪い! 食事が終わり、戒は学校に行く準備の為に部屋に戻った。 それを見計らったかのように兄貴が俺に言った。 「ところで、炎。」 あっ、何? 「…花は?」 母さんのお墓に供える花は決まっている。 だけど、兄貴は何故か俺に毎年聞くんだ。 『…カーネーション。』 はぁ。 なっんでため息つくんだよ? 「…わかった。じゃあ、戒君を送ったら買ってくるから。」 そう言うと、兄貴は 「車の用意をするから戒君を呼んできて。」 にこりと言った。 了解。 俺は食堂を後にして戒の部屋に向かった。
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