地獄の訓練

3/3
前へ
/103ページ
次へ
柳迫アルプスのふもとで全員おろされた。 タク「これから柳迫アルプスを登る。話は頂上に着いてからだ。山は弱者に辛く当たるから、気を付けろよ。」 地獄の訓練が始まった。 山の道は行く手を阻むかのように入り組んでいた。 どうやら所々にトラップが仕掛けられているようだ。 最初に罠に掛かったのは、ツルだった。 ヤツは落ちていたエロ本を拾おうとして対人地雷を踏んだのだ。 ツル「いってぇ。誰の仕業だ?」 ツルはほとんど無傷だった。怪我らしい怪我もしておらず、唯一のダメージと言えば、足にアザができたくらいだった。 他の隊員は誰一人トラップに引っ掛からずに頂上に着いた。 タク「例外を除いて全員無事にたどり着いたな。さて、これからが本番だ。」 タクの目付きが変わった。 タク「オレがお前らの弱点を克服するために作ったカリキュラムと、量産型KENTだ。死ぬ気で取り掛かれよ。」 それぞれの試練が始まった。
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加