16710人が本棚に入れています
本棚に追加
父「いや……そいつは金で買収は出来そうにない……あぁ……分かっている……お前の息子に会社を継がせる為にもな……それじゃあ切るぞ…」
殊魅の父親は電話を切った様だった
父「クソ!あの忌々しいガキめ!…寝込みを襲わせるか…流石のあいつもひとたまりもないだろう…」
銀臥(ふん…俺にそんな小賢しい事は効かん…それにしても…)
Mr.田中「臭いますな…」
銀臥「あぁ…まったく…親のクセにな…どこにも悪人はいるんだな…」
Mr.田中「ではこのご飯は私が運んできましょう…」
銀臥「よろしくお願いします…」
そしてその後二人はダイニングルームに戻った
銀臥(まああの二人には黙っておくか…余計な心配かけそうだしな…)
殊魅「あら?随分時間がかかりましたね?」
銀臥「あぁ…ちょっと田中さんと色々話していたらな…」
Mr.田中「はい」
母「ちょっと銀臥君?こっちに来てもらえる?」
殊魅達がいる反対側から殊魅の母が手を振って呼んだ
銀臥「あぁ…で?奥方…一体俺に何の用で?」
母「あなた…さっき田中さんとあの人の会話聞いてたでしょ?」
銀臥「…何故そう思われるので?」
最初のコメントを投稿しよう!