第一章

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殊魅「屋根なんて…そんな所駄目ですよ!!」 銀臥「そうか?慣れれば結構気持ちいいもんだぞ?夜風は気持ちいいし…星空は綺麗だし…」 殊魅「そうなんですか?って駄目です!今は夜は寒いですから風邪ひいちゃいますよ!」 銀臥「…別に大丈夫だけどな…」 殊魅「とにかく!部屋の中で寝て下さい!いいですね?!」 銀臥「あぁ…分かった分かった…」 と言って銀臥はバルコニーに出た 殊魅「ちょっと!!早速約束破るんですか?!」 銀臥「違う…ちょっと考え事があるんだ…」 銀臥は屋根に飛び乗ってしばらく上に登った後寝転んだ 殊魅「まったく…つかみ所がないというか…」 そう言う殊魅の顔はどこか微笑んでいた… 銀臥「さて…出て来いよ…そこにいるんだろ?」 と銀臥が言うと屋根の陰から男が現れた 男「なんだぁ?手強い獲物って聞いたからどんな奴かと思えば…ただのガキじゃねぇか!」 銀臥「ふん…そのただのガキに負けるお前はただの雑魚だな…」 男「何…ゴフゥッ?!」 男は全て言い終わる前に殴り飛ばされ、庭の地面に頭から刺さった… 銀臥「…手応えのない…」 銀臥は再びバルコニーに降り、殊魅の部屋に入った
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