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殊魅「屋根なんて…そんな所駄目ですよ!!」
銀臥「そうか?慣れれば結構気持ちいいもんだぞ?夜風は気持ちいいし…星空は綺麗だし…」
殊魅「そうなんですか?って駄目です!今は夜は寒いですから風邪ひいちゃいますよ!」
銀臥「…別に大丈夫だけどな…」
殊魅「とにかく!部屋の中で寝て下さい!いいですね?!」
銀臥「あぁ…分かった分かった…」
と言って銀臥はバルコニーに出た
殊魅「ちょっと!!早速約束破るんですか?!」
銀臥「違う…ちょっと考え事があるんだ…」
銀臥は屋根に飛び乗ってしばらく上に登った後寝転んだ
殊魅「まったく…つかみ所がないというか…」
そう言う殊魅の顔はどこか微笑んでいた…
銀臥「さて…出て来いよ…そこにいるんだろ?」
と銀臥が言うと屋根の陰から男が現れた
男「なんだぁ?手強い獲物って聞いたからどんな奴かと思えば…ただのガキじゃねぇか!」
銀臥「ふん…そのただのガキに負けるお前はただの雑魚だな…」
男「何…ゴフゥッ?!」
男は全て言い終わる前に殴り飛ばされ、庭の地面に頭から刺さった…
銀臥「…手応えのない…」
銀臥は再びバルコニーに降り、殊魅の部屋に入った
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