第一章

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殊魅「あら?もう考え事は終わったんですか?」 銀臥「ん?あぁ…もう寝るか…」 殊魅「じゃあ銀臥さんはどこに寝ます?」 銀臥「俺は…ソファーにでも…」 殊魅「駄目です!ベッドに寝て下さい!!」 銀臥「いや…別に「いいから!!」 銀臥「無理矢理なら最初から聞くなよ…」 殊魅「それじゃあ明日も早いですし早く寝ましょ!」 銀臥「おっおい!」 殊魅は銀臥の手を引いてベッドに入った…端から見ればいかがわしい様にしか見えない 銀臥「まったく…」 殊魅「言っておきますけど!私は誰とでも寝るワケじゃないですからね?!」 顔を真っ赤にして言うだけ言うと、枕に顔をうずめた 銀臥「はいはい…じゃあおやすみ…」 すぐに規則的な寝息が聞こえ始めた 殊魅「寝るの早いですね…それにしても…銀臥さん普段はカッコいいのに寝顔は可愛いんですね…」 殊魅は銀臥の寝顔を凝視していた 殊魅「ハァ…私の王子様が現れたっていうのに…何か実感わかないなぁ~…」 殊魅は深くため息をついた 殊魅「まあ…これから頑張っていきましょう!」 殊魅はそう決心すると再び枕に顔をうずめて寝息をたて始めた…
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