きっかけ

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「今日後ろから「あんたたち」とか言うから先生かと思ったらクラスの女子だったな」 という話題を振ってくれた健太。 「そうだな・・一瞬びっくりしたけど梶川で安心したよ。」 「だな。梶川がいなかったら今頃怒られてたな。梶川に感謝しないとな」 とか話しながら駅まで歩いて帰った。 帰りの電車で俺は考えてた。 あんなに優しい子も世の中にいるんだな。 今までだったらあんな状態になったらみんな無視するのに…とかとても不思議だった。 俺はひとみの笑顔が忘れられなかった。 これは恋なのか?確かにひとみは可愛いし性格も優しい。 でも自分には障害があるから好きになっていいのだろうか? とか自問自答。
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