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どこかのマンションで友人(以下友人A)が 「幽霊を見たーーーー!!!」 と叫んで俺の部屋の扉をガンガン叩いてきた。 実際は違うんだけど、友人Aと俺が同じマンションに住んでる設定になっており、友人Aが俺の二階分、上の階に住んでいた。 夢の中の話なんで、友人Aが幽霊を見たという一部始終を 上からのカメラアングルのような視点でバッチリ見えてた。 もののけ姫の「コダマ」みたいな顔した奴が、友人Aが部屋の天井の隅にひしめき合ってる様子や、友人Aが慌てて俺の部屋まで階段を駆け下りてくるシーンまで。 そして友人Aが階段を下りてくる途中に例の中古で買ってきた心霊写真の本の表紙を飾っていた原住民メイクのドクロが踊り場の隅にあったんだ。 友人Aが見た集団コダマよりも、踊り場のドクロが気になって、それを確認した。 人の頭よりもずっと小さく、ガチャガチャのフィギュアみたいなサイズの頭だった。 半透明でずっとそこにあるだけ。 友人Aが「助けてくれよー、一斗缶に水汲みたいのに怖くて運べねーよー」とか訳わからない事を言うので友人Aの方を見るとどこから持ち出したのか、一斗缶を持って右往左往していた。 「火が出るんだよ。消さなくなると困るだろ。手伝ってくれー!」 訳のわからない友人Aから目を離して、もう一度ドクロの方に目線を送るとドクロが少し変わっていた。 文字通り、頭蓋骨だけだったやつが薄皮がついていて 人間の顔に変化していた。 半透明だったのが徐々に具現化?していってるようで 顔の鼻から下半分はハッキリ見える。 そして顔の下には半透明な、肩から肘が新しく出てきていた。 こいつは成長している。
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