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数分歩いて辿り着いた柊のマンション。そして、何(ナン)の障害もなく、すんなり部屋に入れてもらった。
「どーぞ。今、茶ァ持ってくるな。そこ座っていいよ。」
「…。」
意外と、男にしては部屋が綺麗だ…。女の跡が多いからか…?
「ん。熱いぞ。」
「あ、ありがとう…。」
プシュッ…。
「?お前、昼間っからビールを飲むのか?」
「ん?あぁ、コレ?俺の日課。」
「に…、日課…、なのか…?」
「おぉ。」
「酔わないのか?」
「いいや?俺、酒には強いから。」
「ケンカもじゃないのか?」
「ハハッ!ケンカは弱(ヨ)ェよ。」
「でも、さっき…。」
「あれは…、ケンカじゃねーよ。」
「じゃあ、何(ナン)だよ?」
「さあ?」
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