午後8時30分 第2東京方面

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以上、森羅氏回想終了 「へぇ……そんな不可解な話があったなんて……」 「むぅ不可解とは失礼だな」 不機嫌さを表すように頬をリスのように膨らませる森羅。見た感じだけなら小動物のそれである ただし中身は火薬並に危険な晃Loveの固まりだが 「だってさあ……」 その展開は結構不可解だと思うけどなぁ……幼少期の時から晃が天然女殺なのはひしひしと伝わった 「だってさぁとはなんだ! だってさぁとは! なんと言ったら貴様は納得する!」 「ごめんごめん痛い痛い」 地味に重たい拳が襲い掛かってきた、なお効果音はポカポカなどではなくドカドカッである 「……まったく、まぁしかし、いまさら過去がどうだろうがどのみち晃とはその内……ウフフフ……」 やぁ黒い笑み (晃も大変なのに惚れられたもんだなあ) 同情。そして黙祷
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