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いつまでも見とれるわけにはいかないので、こちらも自機を移動させる
「袴とハチマキであら不思議、某格ゲーストリートファイタ~♪――さてと……」
護衛部隊の隊長らしいのと戦闘を始めた剛に脳内コスプレ(通信マイクは勿論切ってある)させながら逃げようとする輸送トラックの横に機体を近付ける
「ん?」
良くみるとがっしり掴んだトラックのコンテナから黒煙が立ちのぼっている、そして心なしか妙にスピードが遅い気がする――きっと剛が応射するついでに機関部を撃ち抜いたのだろう。そう言うことにしておく
「抜け目がないな剛は……」
ぼやきながらコンテナを掴ませた機体の手の平を当て、内蔵式のスタンガンから高電圧を放とうとした瞬間
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