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とにかく、剛達に連絡&報告をしようとスイッチを押そうとした、指を止める。
(他のみんなは戦闘中のはずだ……対した相手ではないけど……流石に援護にこれるほどの余裕は)
増援は期待できない……
しかし、そんな事情を知るわけもないテロリストが乗るキルクルスが無情にも身を屈め機動体制に入る
「……っ」
通信機ことよりも今の状況――性能的に完全な劣勢、はっきり言って勝目は無い……やりあっても下手すれば即死、良くとも相討ちだろう
「だけど――」
だけれど、今やここは戦場、勧告を聞かない。あれは完全な敵……殺らなければ殺られるのは自分だ。そして僕はこんな所で死ね気は全く無い
キルクルス――敵機の頭部カメラが強く光る……幸い、殺傷・破壊許可は(破壊していいかは微妙)降りている。変に手加減せる必要はない、コクピットを潰せばそれで終わりだ
「やれば……できる!」
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