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そんな屍で形成された道をしばらく歩くと人だかりが見え、そこに心視が人を押し退けて奥に入って行く
宇佐美さんらは多分ここにいるんだろう
「確かここは……」
今流行の人気アーケードゲーム「戦絆」のコーナーだったと思うが
たしかあれはAMWの操作を模した(AMWの基本的な操作は全世界共通)シューティングだった気がする
「これまた宇佐美さんが好きそうなゲームだよこれは……」
とりあえず人を掻き分けて行くと、ちょうどプレイしていたらしい宇佐美さんと剛が出て来た所だった――その間に気付いたのだが、二人ともゲームスコアの記録を桁違いに塗り替えていた。そりゃ人だかりも出来る
向こうも気付いたのか、こちらに手を振ったりなんかしている
「おお、やっと来たわね♪ てそのキャートな人形は?」
宇佐美さんが何やらいい汗かいた見たいな顔をして、僕が抱えている人形を指差す
「ちょっと数年ぶりにクレーンゲームをしまして、その戦利品です」
「へぇ~……」
ニヤァっと悪寒すら感じさせる笑みを浮かべる。何か変なこと考えてる目だ
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