午後7時 第2東京方面

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志度って白髪だからかな、なんだか執事とかお嬢系ヒロインの恋愛話に出てきそうな感じだ――と 「おい、なにさぼってるんだ! フロアの掃除が終わってないぞ」 「はい?」 なにやら執事長っぽい偉そうな人が志度を呼んでいる 「え? え?」 どうみても人違いです。本当に有り難うございました ――しかし 「ほらいってこいよ雑用執事さん。偉そうな人がお呼びだぞ」 わかっていても行かせる、それが僕クオリティ 鬼畜? 知らんがな 「ちょ待てお前わかっててやってるだ「さっさとこい!」アッー!」 哀れなコスプレ人志度はに執事長らしき人に引き連られていった。あとで覚えてろよ~! とか叫んでいたが気にしない 「……かわいそう」 心視がボソッと呟く、そう言っているがただ傍観していただけのこいつが言ってもなんだかあれである
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