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「その辺にしとけよ。」と後ろから声がかかる。
よっと手をあげて挨拶するのは「杉山謙二(すぎやまけんじ)」こいつも幼なじみだ。顔は整っていて目付きが鋭すぎて怖がられることはしょっちゅうある。要するに恐もてである。
「えぇ、やだよぉ。」
「駄々をこねるなよ。」
「じゃあ、謙二やらせてくれる?」
「そのままやってていいぞ。」
「えへへ許可出ちゃいました。」
そして、更に強くギュッと力を入れた。
勘弁してくれよ…
そんな感じで三人で登校した。
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