幸運

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私と悟の関係は親友 それ以上にも以下にもなることはない。 決して一本の線で交わることがない私たち。 それはまるで、出会うことがない月と太陽のように 「なぁ…」 朝の通学路、ぼーっと考えていたら、悟が 「瑠奈は好きな奴いないの?」 胸がドクンドクンと高鳴る。 なんで聞くの? わかってないの? 鈍い悟に私はちょっといらついてしまう。 少し間があいたけれど 「いるよ。」 と答える
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