囚われ

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目を閉じて僕は君を想う 儚げな表情、暖かい温もり 君と重なった肌 その一点から僕を浸食する 飲み込まれていく やがて、何かが泡と消えた 僕の頭は君だけに 囚われ狩られ生きられぬ 浸食されて逃げられぬ 君が消える刻、僕がどうなるかなんて… そんな事は誰も知らないけど 君が消えて、僕が在り続けても 僕は永久(トワ)に君だけを愛す ボクは 儚げな蝶に囚われた愚かな蜘蛛だから…
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