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途切れかけた小さな思いが
バラバラになって消える
完成しかけたパズルの
欠片がすべて落ちる
修復作業をしながら
どうして?なんで?と嘆く
ひとつひとつを慎重に
はめては選んで確かめる
破れた完成図を見ながらも
絵柄をあわせていく
温かいココアを飲みながら
淡い恋のように当てはめる
言葉が出ない顔が赤くなるたびに
君を思い出す
笑顔が見えたその奥には
僕の心躍るメロディー
探したものはパズルの欠片じゃなくて
大切なものへの小さな感情を見失ったから
闇に溶けてもの尚僕は求め続ける
窓についた手の跡が
僕の心臓突き動かす
小さく温かい君のぬくもりが
パズルのように心が埋まる
まだ見えない完成の姿を
まだ遠く先が見えないゴールを
この手に君の手を握り締めながら
一緒に歩んで行けたら良いね
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